引き継がれる門長屋/岡山市中区



リノベーションのポイント
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精緻な外観:破風や格子に職人技。
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古材と新材の調和:板戸奥に格子戸と石畳。
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閉と開のバランス:格子で視線と光を調節。
- エリア
- 岡山市中区
- 構造
- 伝統構法



精緻な外観:破風や格子に職人技。
古材と新材の調和:板戸奥に格子戸と石畳。
閉と開のバランス:格子で視線と光を調節。
久方ぶりの手刻み。熟練管理の元若手にしっかり勉強させています。
工場で機械を使ってプレカットをするのが今の一般的な建物ですが、
それより何より墨付けしてきざめる職人さんが居ないのが実情。
昨今の住宅は施工説明書通りに組めば出来上がる物が多く、経験が無くとも作れます。
安定した良い物が多く出来る事は喜ばしい事ではありますが、技術力の低下は悲しい事です。
全棟手刻みとはいきませんが少しでも若い職人が技術を磨ければと思います。
大工部長から後輩への指導。
仕口や寸法のチェックをしてもらっています。
古材を大工さんが加工中。
前後左右3次元に捻じれている材料なので当然プレカットなど出来るはずもありません。
墨付けも加工もとても難しい部分。
楽しく作業させて頂いています。
いよいよ加工も終わりそう。
若い大工さんが一生懸命加工してくれています。
左の大工さんはベテランですが・・・。
机上だけでは身に付かない仕事です。
元々使われていた場所に同じ様に戻ります。
ひと手間加えてより良く。
ブラシで洗い木目も綺麗に復活しました。
駐車場なのでスパンが広くなります。
木だけでは距離が飛ばせないので鉄骨を入れ込みます。
3本だけ。加工し終わったので寸法取にきました。
先日無事上棟を終えました。
木組みと鉄骨の組み合わせ、会長がよく使う手です。
久しぶりの手刻み+手起こし。
レッカーの力の偉大さを感じる一日でした。
綺麗な姿。
低く薄く美しいです。
姿が変わっております。
間柱を入れ筋かいが入り、透湿防水シートが張られています。
屋根が一番難関のこの現場。
後は皆手慣れたものです。
妻面の化粧材を取り付け、焼板をはっていきます。
棟梁が段取りよく加工、指示をしてくれており現場が淀みなく進んでおります。
母屋に負けぬ車庫の風景です。
上手い事鉄骨の隙間に物を詰め込んでいます。
地べたに物を置くと色々と不便ですから。
物置なので最初は既成フロアーでしたが。
グレードがグッと上がってラオス松。
源平ですが、無垢の長尺物は良いですね。
綺麗な長屋になりつつあります。
大工さんも瓦屋さんも丁寧な仕事をしてくれています。
最近鎧貼りの施工が増えている気がします。
技術の必要な仕事、当然悪い材料も使えない。
門と言えば家の顔になる場所ですから手は抜けません。
内部も外部も劇的に進行しました。
現在は漆喰まで塗ってはいますが、写真撮り忘れました。
図面で想像していた以上の仕上り。
低く薄く、丁度良いボリューム。
しっかりとした書斎。
古い材料もアクセントに、収納量も十分です。
漆喰も綺麗に塗られています。
漆喰も仕上りいよいよ完成が見えてきました。
軽やかで良いです。
瓦に合わせて木材の加工をしています。瓦屋さんと細かいやり取りをしながらの細かい作業をしていました。
納まってしまうと当たり前に見えますが丁寧な仕事です。
狭いですが全面に道路があるので。目かくし、防犯の為格子を取り付けました。
出格子部分で内部との絡みが無いので思い切って屋根も板葺にしています。
薄く良い質感。雨がかりがあるとこんな事は出来ないですねぇ。
アルミ製のポストに疑問を持たず取付すればそれはそれで良いのですが。
門長屋で雨のかかりがあまりない部分だとどうしてもそうもいかず。
大工さん手作りのポストの完成。
車庫側よりも外から見ると映えます。
カーポートと書斎がある為少々間口は狭め。
引き分けの戸も綺麗に納まりました。
木、石、漆喰の質感が素晴らしく、これからどのように変わっていくか楽しみです。
解体、土木、大工、板金、左官、建具、瓦、電気、水道と門とは言え色々な職人さんの手を借りねば完成しません。
人の手が入っていればいる程良い物が出来ると信じております。
本日は社員による最後のチェックの社内検査。
担当者以外の目から見た新たな発見や手直し箇所などを入念にチェック!
手直しを終わらせてお引渡しの準備をします。
本日はお施主様も同席して下さり、おもてなしまでしていただきました。
施工中も手厚いおもてなしで、いつも感謝しております。ありがとうございました。
車庫と書斎だけに使うには少し勿体ないような気がしますが。
家の顔とし素晴らしい建物が完成しました。
奥まったなかなか人目に触れる場所では無いのですが、
とても誇らしい仕事ができました。
これも施主様あっての事です、良い経験をさせて頂きました。